花を仕入れて — アレンジメントを作って — 撮影をして — そしてリリースする
他に同様の活動をされている人がいるかどうかは正直なところ知りません。でも私のまわりには見あたらないような気がしてます。
自分が力を込めてつくったお花、放っておけば1週間ほどで萎れて自然に帰っていくような姿になります。花屋さんが作っても素人が作ってもそうです。自然界の道理ですので、だれもそれをとめることはできません。
昔からドライフラワーにしたり押し花にしたりといった手法はとられてきましたが、アレンジメントそのものの姿や色彩を残せるわけではありません。ノスタルジックなテイストに変わったその姿はそれはそれで素敵なのですが、私はアレンジメントそのもの、あるいはそれ以上の姿を残すことにこだわって写真という道を選びました。枯れることもなく、バラバラの素材に戻すこともなく、色あせることもなく、そのアレンジメントの印象自体をとじこめて残したいと思ったのです。
デジカメが世に出て、携帯電話にカメラがつき、さらにスマホになってからは誰でもすごくキレイな写真を撮ったりさらに加工したりできる世の中になりました。写真を撮る人々のなかには「残したい」「見てもらいたい」という欲求が少なからずあると思います。私の場合は自分が作った花についてそのような考えが強いように思います。

