マリンブルー/柔らかくて薄手の青い花びら

   
花屋さんにある時期
4~6月頃
お値段の目安
300円~400円

青いお花は非常に種類が少なく、色合わせにはとても貴重な存在です。
青いお花の多くがデルフィニウムの仲間で、初夏に出回ることが多いようです。

この仲間は非常にデリケートで、①水が下がりやすい ②とつぜん前ぶれもなく散る ということが起きやすいです。散りにくくするための薬剤を使って栽培されているケースもあるようですが、使われているかどうかを見分ける方法がありません。

マリンブルーはとてもきれいな青色なので人気があります。淡紫色のマリンライラックという品種もあります。

多くの場合は、一本の太めの茎から枝分かれをしていて、それぞれの枝に写真のような花の列が形成されるという姿です。一本買って小分けにすれば結構たくさんの花枝が取れると思いますが、1本のままの方が持ちがいいように思います。小分けにすると茎が細く、水を吸い上げる力が小さくて萎れるケースが増える気がします。

花の中心におしべが密集しています。これが写真のようにぎゅっとコンパクトに固まっていれば新鮮な証です。咲き進むにしたがって、おしべがふわっとあちこちへ糸状に伸びてきてその後、白っぽい花粉がつきます。

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